世の中、あらゆるものが値上がりしてます。光熱費も値上がりしているので、できるだけ光熱費が安い家が良いですね。電気やガスが少なくて済ませるにはどんな家が必要か?
性能の高い家は夏は涼しく冬は暖かいだけでなく、光熱費も安く抑えられます。具体的には、冬は太陽の熱を窓から取り入れて、夏は建物全体で暑さを遮ることが必要です。やや専門用語になりますが、日射取得と日射遮蔽ですね。あとは家に隙間がないこと、これがとても重要です。具体的にはC値といいます。隙間が少ないほどC値は小さくなり、C値0.1以下だと理想的かと思います。ウェルネストホームに宿泊してみた
性能が良い家を探すうちにウェルネストホームにたどり着きました。全国展開していてアフターサポートも期待できそうです。体験宿泊に必要な各種手続きを行い、泊まりに行きました。高性能な住宅の凄さを実感しました。床暖房無し、空調は広さの割に小型なエアコンのみ。お風呂は換気扇をつけず、風呂上がりにお風呂の壁を拭き取らずとも、数時間で乾きます。床は一定温度に保たれて暖かいです。いや素晴らしいの一言につきます。シロアリ対策は柱に薬剤を加圧注入した緑の柱で万全。基礎は30Nで100年以上もちます。アウターブラインドで日射遮蔽もバッチリ。さてお値段は!いやはや、手が出ませんでした。坪単価で正確な表現が難しいものの、無理やり書くとすれば100万以上になりそうです。とても残念ですが、諦めました。
サーラ住宅に体験宿泊してみました
サーラ住宅は無料で体験宿泊ができます。お風呂に入ったり、ポットでお湯を沸かすことは出来ますが、調理はできないため、スーパーでお寿司とか惣菜を買っていきました。まだ寒い時期だったので家の性能を体感するには最適なタイミングでした。さてその結果は?!床暖房をつければ快適ですが(そらそうだ)なしだと床が冷たいです。サーラ住宅は床断熱で基礎の側面に開閉弁があり、寒い時期はそれを閉じることで外の空気を入れずに寒さを和らげることはできるのですが、暖めるわけではないので当然ではあります。床が冷たいなら床暖房を使えばよいのですが、床暖房を導入した方々に聞いたところ、光熱費が高いからと使ってない方が多かったです。ちなみに、サーラ住宅さんのオススメポイントは、基礎が一発打ちで繋ぎ目がなくシロアリ対策に万全、ダブル配筋で強度も良いことです。基礎のかぶり厚や強度も十分ですが、現場確認は必須です。基礎のかぶり厚と強度についてはまたの機会に。
家の基礎は基礎にあり?蟻?シロアリ?
住宅展示場でいろいろな家を見るとき、何を見ますか?
間取り、デザイン、開放感、など表面的な部分が中心だったりしませんか?
ぜひ、基礎の打ち方や種類を確認して欲しいです。
種類はベタ基礎、布基礎のどちらかになるでしょう。
極論、これらはどちらでも良いと思います。
大事なのは基礎を打つときの方法です。
基礎はほとんどの場合、床下の部分と壁の部分の2回に分けて打ちます。
2回に分けて打つと、実はコンクリートってくっつかないんです。
微妙に隙間が出来て、その隙間から床下にシロアリがはいります。
これを避けるには以下のいずれかが必須です。
- 床の基礎と立ち上がりのつなぎ目に止水テープを入れる
- 床と立ち上がりを一体で打つ
全部チェックしたわけではないですが、私が見たハウスメーカーのうち
一体打ちをやっているのはサーラ住宅さんだけでした。
また、床下の通気の仕組みがあるため、湿気予防=シロアリ予防になります。
空調にもこだわりが感じられたため、体験宿泊してみることにしました。
続きはまた。